モラハラ被害体験談D 金融機関に勤める20代女性

モラハラ被害体験談D 金融機関に勤める20代女性

モラハラ被害体験談D 金融機関に務める20代女性

業種:金融

 

被害者の立場:新入社員(20歳)

 

<モラハラ相手のプロフィール>
年齢:40代前半
性別:女性
立場:チームリーダー, お局

 

 

私は専門学校を卒業し、20歳で金融機関に就職しました。
ちょうど東日本大震災があった年です。
震災のため研修は中止となり、何もわからない状態のまま仕事がスタートしました。
これが直接的なきっかけになったわけではありませんが、研修を受けていれば私の新人時代はもっと違っていたのかもしれません。

 

 

4月1日、私は地方の窓口営業部に配属となりました。
2つ年上の先輩が教育係となり、掃除の順番などの支社のルールについて教えてもらいました。
「朝の作業は私と一緒にやっていけばいいから。」と言われ、その通りに行動していました。
私の支社には営業部のチームリーダーをしていたお局様(40歳独身女性)がいたため身構えていたのですが、「何かあったらすぐ言いなさいよ。」と優しく声をかけてくださりその言葉にとても安心していました。

 

 

配属から1週間がたった頃、いつものように掃除をしようとした時給湯室からお局様と教育係の先輩が話しているのが聞こえました。
「いつまでもあなたにべったりで1人じゃ何もできないのね。まず自分でやってみようって意識がないじゃない。」
それを聞いてすぐに私のことだとわかりました。
先輩は、
「私の頃とは違いますからね。なんかいつも付いてくるし。」と言いました。

 

 

お局様は給湯室のドアを開けていて、私がそこにいることに気付いていました。
目が合いましたがそのまま雑談を続けていました。
その時は「朝の仕事は先輩と一緒にやると思っていたけど違うのかもしれない。」と思い、その日からできるだけ一人で朝の仕事をしました。
私のために言ってくれたと考えていました。
しかし、これが始まりだったのだと思います。

 

 

私の方を見ながらこそこそ話をしていたり、私が言い間違いなどの小さなミスをするとクスクス笑ったり、最初は気にならなかったものも月日がたつにつれてだんだんと気になるようになりました。
お茶の出し方を教わりその通りにやっても、「家で手伝いとかしなかったの?育ちが悪いね。」と怒られました。

 

 

半年ほどたつとノルマが少しずつ増えていき、先輩やお局様と毎日ミーティングをし、私がどうして取れないのか営業の仕方や電話のかけ方などを細かく指導されました。
そんなある日、窓口が落ち着いたので給湯室へ掃除をしに行くと、お局様も後から入ってきました。
そして「今月ノルマ達成できないなら殺すから。」と言われました。
多分本人は私のやる気を出すために冗談のつもりで言ったのだと思います。

 

 

入社当時の私であればそう受け止められたはずです。
しかしその時の私はその言葉をポジティブにとらえることができず、その日から眠れない夜が続きました。
もちろん冗談だとわかっていますし、全てのノルマを達成できなかったからといって何かをされる訳でもありません。
それでも達成できない項目が1つでもあると何かに押しつぶされそうな気持ちでいっぱいになりました。

 

 

嫌な事があっても3年は続けたいと思っていたのでずっと我慢していました。
たまにある本社での研修期間だけが私の救いでした。
しかしずっと楽しみにしていた2年目研修初日、グループワークをしている最中に吐き気に襲われ、そのままトイレで倒れたのか病院に運ばれました。
診断されたのは胃腸炎で、精神科に行くようにも勧められました。

 

 

何日か休みをもらい久しぶりに出社した日、お局様に呼び出されました。
「今はまだ若いから、違う仕事でも探したら?自分でもわかるでしょう?いるだけで迷惑。」
この言葉を聞いた瞬間、「この人がいる限りこの職場ではやっていけない。」と感じました。

 

 

自分が何と答えたのか覚えていませんが、眠れない、ご飯が食べられない、仕事のことを考えるだけで吐き気がする、死ぬことばかり考える、そんな日々を過ごして気付けば入社前から10キロ痩せていました。
この現状を早くどうにかしなければと思い病院から診断書をもらって休んだ後、私は金融機関を退職しました。
結局3年間続けることはできませんでした。

 

 

人の体は正直なもので精神的なしがらみがなくなるとそれまでの症状が嘘のようになくなります。
退職してから半年で体重を戻し、1年ほどで精神面も安定しました。

 

 

私は現在26歳で事務のアルバイトをしていますが、あの経験があったからなのか辛いと思うことがほとんどなくなりました。
新入社員の子が私と同じ状況にならないように助けてあげることもあります。
今思い返すと新人の私のために言ってくれた言葉もあったのかもしれませんが、私をあそこまで追い詰めたあのお局様に感謝したいとは思いません。
多くの人は辛いことから逃げるなと言いますが、私は時には逃げることも大事だと実感しています。

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